- 寒暖差アレルギー治療法3種類
- わたしの経験から伝えたい「予防と対策」
- アレルギー症状を和らげる方法が分かる
- どの治療法を行うべきか、病院に行く前に知ることができる
- 日経メディカル:抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)解説
- 日本新薬:花粉症とステロイド点鼻薬(大阪大学大学院医学系研究科・保健学専攻「荻野敏」氏)
寒暖差アレルギー治療法3種類
寒暖差アレルギーの主な治療法は、
- 抗ヒスタミン薬
- ステロイド点鼻薬
- 手術(レーザー治療)
この3種類!
1つずつ、
- 効果
- 副作用
などを、詳しく解説していきます
寒暖差アレルギー治療法1.「抗ヒスタミン薬(対処療法)」
寒暖差アレルギーによる鼻炎症状を抑えるために、お医者さんから最初に提案される(であろう)治療法が「抗ヒスタミン薬」
それぐらい身近で、鼻炎治療の代表的なお薬ということ💡
- 花粉症
- アレルギー性鼻炎
などによる鼻炎症状を抑える薬
アレルギー症状を起こす「ヒスタミン」の働きが抑えられることで、鼻炎症状が和らぐ
神経伝達物質ヒスタミンの働きを抑えることでアレルギー反応を抑え蕁麻疹、花粉症、喘息などによる皮膚の腫れや痒み、鼻づまり、咳などの症状を改善する薬
引用:日経メディカル「抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)解説」
副作用
1.眠気
抗ヒスタミン作用により脳の活動が抑えられ眠気があらわれる場合がある
引用:日経メディカル「抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)解説」
- 眠くなりにくい薬
- 眠くなるけど、効果が大きい薬
いろんな鼻炎薬があるから、自分に合う薬を見つけることが大切だよ☝
2.消化器症状
口渇、吐き気、便秘などがあらわれる場合がある
引用:日経メディカル「抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)解説」
人によっては症状が重いこともあるから、初めての薬を飲むときは注意したいね💦
3.痙攣(けいれん)
顔や手足の筋肉がぴくつく、一時的にボーっとして意識が薄れるなどの症状がみられる場合がある
引用:日経メディカル「抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)解説」
「痙攣かも?」と思ったら、放置しないで、
- 病院で処方された薬なら、お医者さん
- 薬局で買った市販薬なら、薬局にいる薬剤師さん
に、すぐに相談すること!
代表的な市販薬
アレグラ
アレジオン
寒暖差アレルギー治療法2.「ステロイド点鼻薬(対処療法)」
鼻に直接噴きかける「ステロイド点鼻薬」を使って、鼻炎症状を抑えることもあります
- 鼻の炎症を抑える
- アレルギー症状を抑える
ことで、鼻炎症状を和らげる薬
鼻に直接噴きかけることで、
- 眠気のような全身の副作用を無くすことができる
- 患部に薬を噴きかけるため、鼻炎に直接効きやすい
といったメリットあり!
正しく服用すれば、
- 効果は大きく!
- 副作用は少なく!
することができる、信頼できるお薬だよ💡
副作用
経口のステロイド薬のように全身性の副作用はほとんどないといわれています。
引用:日本新薬「花粉症とステロイド点鼻薬」
先ほどお話しした「抗ヒスタミン薬」のような、
- 眠気
- 消化器症状(口の渇き,吐き気)
などを起こしにくい、という特徴があります
ただし、鼻に直接作用することから、
鼻局所の副作用として鼻刺激感、乾燥感、鼻出血などが時々見られます。
引用:日本新薬「花粉症とステロイド点鼻薬」
- 鼻のムズムズ感
- 鼻血
などを起こすことがあります
寒暖差アレルギー治療法3.「レーザー治療(手術)」
- 薬では改善できなかった…
- 寒暖差アレルギーを、どうしても治療したい!
というときは、レーザーなどで鼻粘膜を焼き、鼻粘膜を固定する「手術」が行われることもあります
まずは寒暖差アレルギーを「予防」すること
- 「花粉症」なら、マスクやゴーグルを付けて花粉から身を守る
- ダニ,ほこりなど「ハウスダスト」が原因なら、部屋を掃除してハウスダストを取り除く
このようなアレルギー性鼻炎は、そもそも原因物質(アレルゲン)に近づかない「予防」の視点が大切!
寒暖差アレルギーの原因は、明らかに「寒暖差」ですよね?
原因が分かっているということは、予防・対策しやすいアレルギーということです!
温度差って、物質じゃないもんね…
わたしが実践している「寒暖差アレルギー予防法」
- 寒暖差を避ける(上着を羽織る,細かく重ね着する)
- 自律神経を整える(ストレス解消)
- 食生活を見直す(栄養を摂って免疫力UP!)
- 適度な運動(体力をつけて免疫力UP!)
- 体の疲れ
- 精神的なストレス
が鼻炎を起こしやすくするから、「自律神経を整える」のも、かなり効果的だよ✨
「運動」は、寒暖差アレルギー対策にかな~りおすすめ!
適度な運動は、
- 体力がつき、免疫力が高まる
- 筋肉がつき、体温調節機能が高まる
- ストレスを解消でき、寒暖差アレルギーにかかりにくくできる
寒暖差アレルギー持ちの人にとって、本当にいいこと尽くし!
そもそも寒暖差アレルギーにならないよう「予防する」という意味では、運動はかなりおすすめしたい予防法です!
どうしても我慢できなくなったら「病院」に行く
まずは、
- ここで知った予防・対策を1つ実践してみる
- 市販の鼻炎薬を試してみる
最初は、どちらでも良いでしょう
ただし、
- 市販薬じゃ対処し切れなくなった…
- 鼻炎がひどすぎて、もう我慢の限界!
というときは、「迷わず病院に行く」ようにしてください!
わたしはそうだったから、これは強くアドバイスさせてください…!!
「寒暖差アレルギー治療法」まとめ
- 対処療法(抗ヒスタミン薬,ステロイド点鼻薬)
- 手術(レーザー治療)
- まずは「予防」の意識が大事!
- 我慢できなくなったら、迷わず病院へ行くように!
今のあなたに合う対処法を教えてくれるから、寒暖差アレルギーに確実に対処できるよ!
文献とわたしの経験を参考に、まとめ・解説していくよ!