- 寒暖差アレルギーが子供に起こりやすい原因
- 寒暖差アレルギーを起こす前にできる予防法
- 鼻炎になってしまった後の対策
- 子供の寒暖差アレルギーについて知ることができる
- 鼻炎にかかりにくい予防法を知り、お子さんの健康を守ることができる
寒暖差アレルギーは子供でも起こる…!?
寒暖差アレルギーは、子供でも起こる可能性があります
- ぜんそく
- 花粉症(アレルギー性鼻炎)
- 食物アレルギー
のように、子供も大人と同じ「アレルギー」を持っていることがありますね
寒暖差アレルギーとは、大まかに言うと「アレルギー性鼻炎」に当てはまります
つまり、子供も寒暖差が原因で鼻炎になることがある、ということです☝
寒暖差アレルギーとは?
寒暖差アレルギーとは、
- 花粉症なら、花粉
- 食物アレルギーなら、特定の食べ物
と同じように、激しい寒暖差に体が過剰反応して、鼻炎症状を起こしてしまう「アレルギー性鼻炎」のこと
子供は、大人と比べて寒暖差アレルギーになりやすい
わたしたちの体温は、主に「筋肉」によって維持されています
子供は、大人と比べて筋肉量が少なく、体温調節もしにくいのが特徴☝
このことから、寒暖差アレルギーを持つ子供は、大人より気温差に弱く、鼻炎になりやすいとされています…💦
- 筋肉量が多い:体温を平熱に維持しやすく、風邪など体調不良を予防できる
- 筋肉量が少ない:温度変化に対処しにくくなったり、低体温になったりする
また、
低体温の原因の9割は筋肉量の低下と考えられます。
と言われていることから、筋肉量が多いほど、体温調節能力が高いとも言い換えられます
大人以上に注意しなければいけませんね
子供が寒暖差アレルギーかも?と思った時に確認したい「症状」
寒暖差アレルギーには、寒暖差アレルギー特有の症状があります
代表的な症状が、以下の7つ☝
- 激しい寒暖差を感じた後、鼻炎になる
- サラサラで透明な鼻水が出る
- 熱は出ない(平熱)
- 目のかゆみなし
- 体が疲れたとき、鼻炎になりやすい
- 生活リズムが乱れたとき、鼻炎になりやすい
- 季節に関係なく、年中鼻炎になる
お子さんが上記に当てはまっている場合、寒暖差アレルギーを持っているかもしれません
- 季節の変わり目
- 前日暖かく、急に寒くなった翌朝
などに「必ず」鼻炎になる場合、寒暖差アレルギーの疑いは濃厚です…💦
寒暖差アレルギーと「風邪」を比較すると…?
寒暖差アレルギーと「風邪」を比較すると、寒暖差アレルギーのことをより分かりやすく理解することができます💡
寒暖差アレルギー | 風邪 | |
鼻水の色 | 無色透明 | 黄色っぽい |
鼻水の状態 | サラサラ | ネバネバ |
鼻づまり | ある | ある人もいる |
くしゃみ | ある | ある人もいる |
熱 | ない | ある |
せき | ある人もいる | ある |
目のかゆみ | ない | 〃 |
原因 | 寒暖差 | ウイルス |
風邪かどうか迷ったときは、子供の「熱」と「鼻水」を観察しましょう💡
- 熱:ある?ない?
- 鼻水の形状:サラサラ?ネバネバ?
- 鼻水の色:透明?黄色?
この3つを比較することで、
- 風邪か?
- 寒暖差アレルギー(アレルギー性鼻炎)か?
を、ほぼ確実に見分けることができます!
- 風邪薬を飲む
- 内科に行く
寒暖差アレルギー(アレルギー性鼻炎)なら、
- 鼻炎薬を飲む
- 耳鼻咽喉科(小児科)に行く
など、より適した対策をとることができますね!
子供の寒暖差アレルギーを予防する方法
では、お子さんが寒暖差アレルギーにならないよう予防したり、鼻炎になってしまった後にどう治せばいいのか…?
まずは、そもそも鼻炎にならないようにする「予防」から見ていきましょう💡
すぐできる寒暖差アレルギー予防「衣服で体温調節する」
子供が、
- 急な寒暖差を感じない
- 寒暖差にその場で対処できる
ようにするために、
- 上着を持ち歩き、すぐ羽織れるようにする
- 重ね着をして、すぐ体温調節できるようにしておく
といった「衣服」を使った予防法が、最も簡単、かつ有効な対策です💡
寒暖差アレルギーを発症する温度目安は、7℃以内
人間の体温を自動調節してくれている「自律神経」という神経が正常に機能する寒暖差は、7℃以内とされています☝
例えば、蒸し暑い夏の屋外から、冷房の効いたスーパーなど屋内へ入るとき
- 屋外の温度は、35℃
- 屋内の温度は、25℃
だとすると、気温差は10℃になります
つまり、猛暑日に屋外から屋内へ移動した直後は、鼻炎になる可能性がかなり高いということ💦
お店の空調を切り替えることはできませんから、衣服で寒さ対策するしかありません…
まずできる予防法は、衣服で体温調節できるよう事前準備しておくことです💡
寒暖差アレルギーを治すには、鼻炎薬を飲むしかない
花粉症などアレルギー性鼻炎は、何よりも「予防」が大切!
鼻炎になってしまってからでは、鼻炎薬を飲むしか、早く治す方法はありません
そして鼻炎が治まってからは、原因物質(アレルゲン)に触れないよう、引き続き注意(予防)し続けるしかないんですよね…
寒暖差アレルギー同じように、鼻炎になってしまったら「鼻炎薬を飲む」しか、有効な対策はありません
- 鼻炎薬を飲む
- 体を今以上に冷やさない
- とにかく休む、眠る
ことしかできていません…💦
市販の鼻炎薬でもいいけど、子供に飲ませるのは不安…?
- アレグラ
- アレジオン
- エスタック
などなど、市販のアレルギー薬は、種類自体はとっても豊富!
ですが、
- どれを選んだらいいか…?
- 子供に飲ませて大丈夫か…?
という心配がありますよね…
こんなときは、薬局に駐在している薬剤師さんに、購入前に相談してみてください☝
歳や鼻炎症状から、
- 子供に飲ませても安心
- 最も効き目がある
- 副作用が少ない
など、お店にある一番おすすめの鼻炎薬を教えてくれます💡
一番安心・確実なのは、病院に行くこと
風邪のような一時的な病気であれば、自然に治る場合もあります
しかしアレルギーの場合、これからず~っと付き合っていかなければいけないものも多いですよね…
寒暖差アレルギーと上手に付き合っていくためには、早いうちから病院に行き、
- 専門医に対策を聞く
- 専門医が処方する薬を飲む
など、より安心・確実な対策を早めに持っておくことが大切になります☝
病院は、最寄りにある、
- 内科
- 小児科
- 耳鼻咽喉科
どこかを受診すればOKです💡
早めに受診して、効果的な対策を知りましょう💡
「寒暖差アレルギーと子供」まとめ
- 筋肉量の少ない子供は、(大人と比べると)寒暖差アレルギーにかかりやすい
- 寒暖差アレルギー(鼻炎)かどうか、「熱」「鼻水」を確認しましょう
- すぐできる寒暖差アレルギー予防法は、衣服による体温調節
- 市販薬より、病院で教えてもらう対策のほうが確実かつ安心!
お子さんの健康は、親が積極的に守ってあげてくださいね
寒暖差アレルギーを持つわたしが、お子さんにできる対策などをお話ししていきます💡