鼻炎持ち看護師による「寒暖差アレルギー」7つの症状解説!風邪との違いや見分け方も教えます!

こんにちは!

寒暖差アレルギー科の看護師、ISSEです。

  • 暑いところから涼しいところに急に移動したら、鼻水が止まらない…。
  • 季節の変わり目になると、朝が急に冷えて、風邪っぽくなっちゃう…。

あなたは、こういう経験はありませんか?

その鼻水やくしゃみ、もしかしたら風邪じゃなくて「寒暖差アレルギー」かもしれません!

寒暖差アレルギーとは?

花粉症の人が「花粉」が原因で鼻炎になるように、「寒暖差」が原因の鼻炎症状のこと。

急に寒く感じると鼻炎になるので、

もしかして、風邪ひいちゃったんじゃ…?

と思われる方もいらっしゃいます。

もちろん、風邪の場合もありますが。

しかし寒暖差アレルギーには、風邪とも花粉症のようなアレルギー性鼻炎とも違う、寒暖差アレルギーならではの症状が7つあるんです。

この記事では、

  1. 風邪
  2. アレルギー性鼻炎
  3. 寒暖差アレルギー

この3つの体調不良について、それぞれの症状の特徴や違いをご紹介しています。

今のつらい鼻炎が、「風邪なのか?」「寒暖差アレルギーなのか?」が自分で判断できるようになることで、その鼻炎に対して適切な薬を飲むことができ、鼻水や鼻詰まりを早く効果的に和らげることができるようになります。

つらい症状をいち早く治すべく、寒暖差アレルギーに特有の7つの症状をチェックしていきましょう!

いきなりまとめ!寒暖差アレルギー特有の症状7つ

まずいきなりですが、寒暖差アレルギーに特有の7つの症状を、一覧で見てみましょう。

  • 症状1|激しい寒暖差を感じた後、鼻炎になる
  • 症状2|サラサラで透明な鼻水が出る
  • 症状3|風邪と違って発熱しない
  • 症状4|アレルギー性鼻炎と違って目がかゆくならない
  • 症状5|疲れた時に鼻炎になりやすい
  • 症状6|生活リズムが乱れた時に鼻炎になりやすい
  • 症状7|季節や時期に関係なく、一年中同じ症状の鼻炎になる

上記の症状のうち、「激しい寒暖差を感じた後、鼻炎になる」だけは、寒暖差アレルギーに特有の症状です。

その他は、風邪とアレルギー性鼻炎(花粉症やダニ・ホコリなど)とも共通しているため、複数の症状を組み合わせて「風邪?」「鼻炎?」と判断することが大切です。

ちょっと小難しいお話ですが、アレルギー性鼻炎と寒暖差アレルギーは、厳密には違うタイプの鼻炎です。

  • アレルギー性鼻炎には、ダニ・ホコリ・花粉症といったアレルギーを起こす物質(アレルゲン)がある
  • 寒暖差アレルギーの原因は寒暖差であり、物質(アレルゲン)がない

上記のような違いがあります。

物質があるか?ないか?が違うため、異なる鼻炎対策をとる必要がある、というわけです!

寒暖差が原因かどうか、ハッキリとは分からない…。

という方は、この下にそれぞれの症状について詳しく解説していますので、引き続きをご覧ください。

症状1|激しい寒暖差を感じた後、鼻炎になる

これが、寒暖差アレルギーの一番の特徴ですね。

寒暖差アレルギーとは、その名前の通り「寒暖差」を感じることで、

  • 鼻水
  • くしゃみ
  • 鼻詰まり

といった鼻炎を起こします。

何度くらいの寒暖差で鼻炎になるのか?

寒暖差アレルギーを起こす気温差は、「7度前後」とされています。

寒暖差アレルギーの症状は、7度以上の気温差によって自律神経のバランスが乱れることで発症すると考えられています。

ナースネット『季節の変わり目に多い「寒暖差アレルギー」にご用心!』より引用

例えば、

  • 真夏の屋外から、冷房のきいた部屋に移動した直後
  • 寒い部屋の暖房をフルパワーでかけた後
  • サウナと水風呂を何度も行き来した後

上記のように、急な寒暖差を感じた後に鼻炎になることがよくあります。

ただ個人的には、気温差7度という目安は曖昧で、7度を超えなければ大丈夫という感覚はまったくありません…。

マスクで花粉から身を守るように、上着や厚着で寒暖差から徹底して身を守ることが、何よりの鼻炎対策です。

寒暖差アレルギーが起こる仕組み

寒暖差アレルギーが起こる仕組みも、実は未だによく分かっていません。

発症の流れを簡単に解説すると、以下のようになります。

  1. 激しい寒暖差を感じる
  2. 血管の働きをコントロールしている「自律神経」が乱れて、体温を正しく調節できなくなる
  3. 間違った体温調節をしてしまった結果、鼻炎になる
体の機能がバカになってしまうと起こる鼻炎なので、発症した後の対策がほとんどないんですよね…。

寒暖差アレルギーを持っていると分かったら、とにかく「予防すること」が重要です!

症状2|サラサラで透明な鼻水が出る

寒暖差アレルギーによって出る鼻水は、透明でサラサラしています。

寒暖差アレルギーの鼻水
  1. 透明
  2. サラサラ
  3. 多量

この3つの特徴に当てはまる場合、寒暖差アレルギー(もしくはアレルギー性鼻炎)が疑われます。

寒暖差アレルギーと風邪の鼻水の違い

寒暖差アレルギー 風邪
透明 黄色っぽい
粘性 サラサラ ネバネバ
多量 少量~中等量

風邪か鼻炎か分からない時は、

  1. 色は透明か?
  2. サラサラしているか?
  3. どれくらいの量が出ているか?

この3つをチェックしてみてください。

チェックポイント

「寒暖差アレルギーかも?」と感じたら、

  1. 鼻水の色
  2. 鼻水の粘り気
  3. 鼻水の量

この3つをチェックすること。

症状3|風邪と違って発熱しない

寒暖差アレルギーもしくはアレルギー性鼻炎は、風邪と違って熱が出ません。

風邪をひくと、以下の2つの原因で発熱します。

ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入すると、病原体の持つ毒素が体温の上昇を引き起こします。

さらに、これに対応して病原体を排除しようと免疫活動を活性化することで、高熱が起こります。

タケダ健康サイト「高熱」より引用

これに対して、寒暖差アレルギーやアレルギー性鼻炎の場合、

  • そもそも、毒素を持つ病原体が存在しない
  • 病原体がいないため、免疫活動は活発化しない

このことから発熱はせず、鼻炎症状だけが起こります。

鼻水やくしゃみが出た時に体温計で熱を計ることで、風邪なのか鼻炎なのかを判別することができます。

チェックポイント

体温を計ることで、風邪かアレルギー性鼻炎か判断することができる。

症状4|アレルギー性鼻炎と違って目がかゆくならない

目のかゆみを感じないことは、

  • 花粉
  • ダニ
  • ハウスダスト

といったアレルギー性鼻炎と異なる、寒暖差アレルギーならではの症状です。

寒暖差アレルギーは、くしゃみや鼻づまりといった症状が見られる点でアレルギー性鼻炎とよく似ていますが、以下のような違いがあります。

  • 目の炎症、かゆみ、充血がない

ココカラクラブ「気温差がアレルギーの原因に、対策とは?」より引用

アレルゲンが目に侵入しないことが理由と考えられますが、こちらも「なぜかゆみが出ないのか?」は明らかにされていません。

チェックポイント

寒暖差アレルギーは、目がかゆくならない。

症状5|疲れた時に鼻炎になりやすい

先ほどお話しした通り、寒暖差アレルギーの原因は自律神経が乱れることで起こります。

この自律神経は、体が疲れている時に乱れやすくなります。

体がいつも以上に疲れている時は、いつもなら大丈夫のはずの寒暖差でも鼻炎になってしまうことがあります。

疲れを感じている時は、いつも以上に寒暖差を感じないように注意・工夫しましょう。

チェックポイント

疲れた時に鼻炎になる場合、寒暖差アレルギーをもっているかも。

症状6|生活リズムが乱れた時に鼻炎になりやすい

  • 睡眠不足
  • バランスの悪い食生活
  • 環境の変化(旅行、帰省、引っ越しなど)

上のように生活リズムが一時的に乱れてしまった時も、自律神経が乱れて、鼻炎症状を起こしやすくなります。

普段から生活習慣に気をつけている人でも、旅行などで生活リズムや生活環境が変わった時は、寒暖差アレルギーに注意が必要です。

大丈夫だと思っていても、人間はいつもの生活と違う習慣や環境そのものに、無意識的にストレスを感じてしまうもの。

特に海外に旅行する際は、

  • 時差ぼけ
  • 日本と異なる環境
  • 身体的・精神的な疲労

といったストレスフルな状況にさらされやすく、寒暖差アレルギーを特に引き起こしやすくなります。

普段から生活リズムを乱れさせないよう、規則正しく生活するのが寒暖差アレルギーを発症させないコツです。

チェックポイント

不規則な生活をした直後は、寒暖差アレルギーを発症しやすい。

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症状7|季節や時期に関係なく、一年中同じ症状の鼻炎になる

寒暖差アレルギーは、春に発症する花粉症のような季節とはまったく関係ありません。

  • 夏は、冷房と外の気温差
  • 冬は、暖房と外の気温差
  • 1日の温度差が激しくなる、季節の変わり目

といったように、激しい寒暖差はいつでもどこでも感じる可能性があり、一年中鼻炎になってしまう可能性があるのです。

「いつもと同じ鼻炎症状が、季節や時期に関係なく起こる」という場合、寒暖差アレルギーによる鼻炎かもしれません。

チェックポイント

一年中同じ鼻炎症状を起こす場合、アレルギー性鼻炎をもっている可能性がある。

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まとめ

寒暖差アレルギーの7つの症状
  1. 激しい寒暖差を感じた後、鼻炎症状が出る
  2. サラサラで透明な鼻水が出る
  3. 風邪と違い、熱が出ない
  4. アレルギー性鼻炎と違い、目のかゆみを感じない
  5. 疲れた時に鼻炎になりやすい
  6. 生活リズムが乱れた時に鼻炎になりやすい
  7. 季節や時期に関係なく、一年中鼻炎になる

寒暖差アレルギーかどうかは、自分自身の経験・体験からも判断することができます。

  • 季節の変わり目はいつも鼻炎気味。
  • この場所に行くと絶対くしゃみが出る。
  • 生活リズムが乱れたら、鼻炎に注意しなきゃ。

というように、自分の経験が寒暖差アレルギーを予防することにつながります。

アレルギーを起こすような寒暖差を感じないように、また生活習慣を乱れさせないよう普段から心がけて、鼻炎対策をしましょう。

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