- 雨の日にくしゃみが止まらなくなる2つの原因
- くしゃみの予防法・対策
- 雨の日に鼻炎になる原因が分かる
- 原因を知ることで、鼻炎を予防・対策できる
原因1.血管運動性鼻炎(寒暖差アレルギー)
1つめの原因は、血管運動性鼻炎と呼ばれる鼻炎☝
急激な温度変化などをきっかけに、くしゃみや鼻水が出る鼻炎症状のこと
雨の日は、前日の晴天から、気温が急激に下がることがあります
この極端な温度差を感じたことで、くしゃみが出てしまったと考えられます
アレルギー性鼻炎に近いが、原因不明…!?
血管運動性鼻炎は、
- くしゃみ,鼻水,鼻づまりあり
- 発熱なし
など、一見するとアレルギー性鼻炎に近い症状を起こします
ですが、血液検査をしても原因物質(アレルゲン)を特定できないことがあります
寒暖差は、物質ではありませんからね……💦
寒暖差アレルギーかもしれない
- 冷房をかけて寝た翌朝
- 冷房の効きすぎた施設に入った直後
- 気温が変わりやすい、季節の変わり目
こんなとき、鼻炎になった経験はありませんか?
激しい寒暖差によって鼻炎になる人は、「寒暖差アレルギー」を持っている可能性があります
- 暑さや寒さに弱い人
- 疲れると鼻炎になる人
「もしかして…」と感じた人は、寒暖差アレルギーをセルフチェックしてみてください!
寒暖差アレルギー対策
どのアレルギー性鼻炎も、一番の対策はアレルゲンに近づかないこと
寒暖差アレルギーも例外ではなく、激しい寒暖差を避けることが大切です☝
- 上着を持ち歩く
- 冷暖房をゆっくり効かせる
- 熱すぎる(冷たすぎる)ものを一気に食べない
自身の生活習慣から、鼻炎が起こりやすい行動を把握し、自分なりの予防・対策を見つけましょう💡
原因2.低気圧が起こす鼻炎
雨は、上空に低気圧が発生することで降りますね
この低気圧が原因で、くしゃみが出ることもあります☝
低気圧が鼻炎を起こす仕組み
- 低気圧が発生する
- ⇒副交感神経(リラックス中に働く神経)が活発化する
- ⇒⇒ヒスタミン(かゆみや炎症の原因)が分泌される
- ⇒⇒⇒ヒスタミンが、交感神経(興奮時に働く神経)を活発化させる
- ⇒⇒⇒⇒交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、くしゃみが出る
雨の日に発生する低気圧が神経バランスを崩すことで、鼻炎になってしまう人もいます
低気圧対策
低気圧を避けること、絶対に不可能ですよね…
もし低気圧が原因だとしたら、鼻炎になった後の対策を準備しておくしかありません☝
- 抗アレルギー薬
- 抗ヒスタミン薬
など、薬局でも買える鼻炎薬を常備しておくと、いざという時に安心です
- 症状が重い
- 市販薬が効かない
- 原因を詳しく知りたい
というときは、最寄りの耳鼻科へかかりましょう!
自力での対処には、限界があります…
「雨の日に起こるくしゃみ」まとめ
- 血管運動性鼻炎:温度差・におい・疲れが原因で発症する
- 低気圧による鼻炎:気圧の変化によって神経のバランスが崩れたり、ヒスタミンが分泌されることで発症する
- 対策:常に予防を意識して、寒暖差を感じない工夫を!
- どう予防すればいいか?
- どう対処すればいいか?
といったことがわかります
まずは服や市販薬などで、自分なりに予防・対処!
それでも悪化してしまう場合は、すぐに最寄りの耳鼻科にかかりましょう!
この原因を、実体験と根拠をもとにお話ししていきます💡